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ハコヅメ21巻の魅力。感想を思いっきり語りたい

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こんにちは、最近ハコヅメにハマっています。

そこで今回はハコヅメ21巻について、感想を書いていきますね。

ネタバレもありますので、気になる方は21巻を堪能した後に読んでください。

どんな本?

ハコヅメシリーズ21巻。

「伊賀崎警部補の胸襟」シリーズの後日談。

復帰した桜の活躍も見れますよ。

この本を読んで思ったこと

藤部長と川合はラブラブ

あの事件のせいで川合が相当まいっているんですよね。

それを見て、周囲が働きかけて決まった、気分転換で行く藤部長との温泉旅行!!

ペアリングを作ってしまうところもいいですね。

これ、作者の実体験が元ネタらしいので、笑っちゃいました(「ハコヅメ仕事論」参照)。

それだけ大切な友人、憧れませんか?

伊賀崎警部補、いいこと言う!

入院中の伊賀崎警部補の発言に「よく言ってくれた!!」と思わずにはいられませんでした。

「その181」の最後から2ページ目のところですかね。

私も、今まで妊娠や出産で女性を排除してきたのに、労働力が不足したからと言って、

準備も環境も整えずに男社会で女性を働かせる社会に辟易しているところはあります。

どれだけセクハラに耐えているか、周囲に合わせて無理しているか、少しは気遣ってほしいです。

机上の空論

20巻で行った対応に対して、再発防止のために現場検証を行う「その182」。

マニュアルだと、相手に対して毅然と一喝して威圧する、とあるらしいですが…

女性が大人の男性相手に一喝しても、威圧感は出ないですよね。

監察官がマニュアル通りの対応を求めるなか、術科師範がそれを「机上の空論」と制してくれます。

マニュアルが役立たないことって、実社会ではあるあるではありませんか?

共感しながら笑ってしまいました。

しかしマニュアルを否定してくれた術科師範も、自分の専門分野では要求が高い!

「『気』が途切れた瞬間にパンパンポン」と相手を倒すことを要求してくる…。

いや、無理でしょ!(笑)

自分の世界で「当たり前」のことって、つい他人にとっても「当たり前」と思ってしまうのですよね。

私も気を付けないといけませんね。人の振り見て我が振り直せ、ですね。

横井教官の夢が素敵!

人類の約半分は女性ですよね。でも、警察官は男性が多数。

だから、女性被害者も男性警察官に被害を話さないといけないことになる。

その被害が、性被害などの男性にされたものの場合…

周囲に男性しかいない状況で話すのはすごく辛いよね。

男性も、女性しかいない中で一人で下ネタとか性的な話するのには抵抗あるだろうし。

横井教官はそんなことを考えて「性犯罪捜査に特化した女性警察官主体の班を作る」ことを夢と言ってくれている。

周囲に女性がほとんどいない中、一人で頑張ってきてくれた女性の先人たちには脱帽だなぁ。

そういうエピソードを読むと、心が元気になります。

まとめ

ハコヅメ21巻はくだらない笑える話もあり、

男社会で生きる女性の辛さを代弁してくれる話もあり、いつも通り最高でしたね。

もう少しで第1部が完結してしまうことが残念でなりません。

第2部が始まるのが待ち遠しいですね。

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