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「天才」の共通点を知れば「天才」になれる!?「イエール大学人気講義天才」を読んだ感想とまとめ

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マンドラゴラ
マンドラゴラ

僕も「天才」にって歴史に名を残したい!!

ツチノコ
ツチノコ

「天才」は大器晩成型が多いし、なれるかもしれないね。

「天才」の共通点を調べてみたら?

「天才」になりたい、と子供の頃に憧れた人もいるのではないでしょうか?

しかし大人になるにつれてたくさんの挫折を味わい、「天才」になるのは無理だ、と諦めてしまった人も多いでしょう。

しかし「天才」の多くは大器晩成型で、子供の頃の成績が悪かった人も珍しくありません。

70歳を過ぎてから新しい分野に挑戦し、その分野で成功して歴史に名前を残した人もいます。

もし「天才」に憧れる気持ちがあるのであれば、この本で「天才」について学んでみませんか?

概要

アメリカで有名なイエール大学、その学部講義を書籍化したものです。2022年にすばる舎から刊行されました。

アメリカの大学講義がもとですから、例として挙げられる「天才」もやはりアメリカ人に馴染みがある人が多かった印象があります。

本書は多くの文献等を参考に書かれており、Kindle版ではおよそ全体の4分の1は参考文献の紹介となっていました。

それだけ調べて書かれているので信頼性も高そうですし、具体例が多く読みやすい内容でしたよ。

本書を読んで思ったこと

天才の定義

そもそも天才とはどういった人たちのことを指すのでしょうか?

本書では次のように定義されています。

天才とは、精神力が並外れていて、その人独自の業績や見解が、文化や時代を超えて、良くも悪くも世界を大きく変革する人を指す。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.23

著者自身、全員に同意されることはないだろうと考えられているそうですが、定義があいまいでは議論が進められないため、この本ではこうなのだ、と考えてください。

さて、この発言からわかるように、本書では「独自の業績や見解」が「世界を大きく変える人、変えた人」のみを天才と呼んでいます。

つまり、他の人よりも頭がいいだけの人や運動ができるだけの人は天才とは呼ばれないんですね。

身近に金メダル選手がいたら「彼は天才です」と言いませんか?私だったら言ってしまうと思います。

しかし何か新しい技で勝ったりしない限りは「天才ではない」というのが本書の見解です。

「創造性」を持ち、それにより「当たり前を変えた」人のみが天才と言われるのですね。

成績の悪い天才

第1章では天才と学業の成績は関係ない、ということを述べています。

多くの人が「天才」と聞けば「頭がいい」「IQが高い」「学校の成績が良い」ことを想像するのではないでしょうか?

しかし、天才は「ある分野」において突出した才能を持つだけであり、全体的にできるわけがありません。

例えば本書で挙げられている例としては第1章の中で次のように書かれています。

アインシュタインは1900年、5人しかいない物理学選考のクラスを4番で卒業している。(中略)ベートーヴェンも加算は苦手で、乗算や除算は遂にできなかった。(中略)ピカソは、どうしてもアルファベットの順を覚えることができず、数字は記号のように見えていた。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.64

数字が読めない、というのは最近では発達障害(学習障害、LD)と呼ばれるものの可能性もありますね。

実際、現代の基準に照らし合わせれば、天才と呼ばれる人の中には発達障害の可能性を高く持っている人たちもいます。詳細はこちらの本で紹介されています。

第7章では、天才はそうでない人に比べて精神疾患を患っていることも多いと書かれています。

天才を育てるためには、できないことも「個性」として、できる部分を伸ばしてあげることが重要なのかもしれません。

もしあなたが、周囲と違うために生きづらいのであれば、「天才」の可能性もあるかもしれませんよ。

女性は天才と認められにくい

本書の第2章では、女性がいかに社会認められにくいかを示した章となっています。

本書のうち1章だけを他者に進めるのであれば、この第2章がいいとオススメするほど、学びの多い章となっています。

この章の中で特に意識しておきたいと感じたのは次の2点でした。

・女性というだけで、男性の10倍「天才」と評価されない可能性がある

女性を下に見ているのは、男性だけでなく女性自身も含まれる(※「バイアスの盲点」という無意識下の認識)

最近では、例えばハリーポッターで有名な作者の名前表記は「男性名の方が売れる」という考え方のもと、女性名の部分を「J・K」として、わかりにくくしたと本書では述べられています。

明らかな女性差別は減ってきているかもしれませんが、人々の無意識下の差別はまだまだ健在なようです。

遅咲きの天才

第3章では、神童と天才の関係性について掘り下げています。

神童から天才になった例として有名なのはモーツアルトやピカソでしょう。

しかし、実は彼らは「天才」の中でもイレギュラーな存在で、多くの場合は大器晩成型です。

アインシュタインの学校の成績は下から数えたほうがはやかったようですし、

精神分析学で有名なフロイトは、40歳になってようやくそこに繋がるテーマにたどり着きました。

もしあなたが子供に「天才」になってほしいと望むのであれば、この章では次のように言っています。

一番重要なのが、メンターなしで1人で学ぶ能力を磨く、ということを目標にすることだ。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.137

「メンター」の重要性は良く聞きますが、天才には「創造性」や「独創性」があるべき、というのが本書の定義です。

「創造性」や「独創性」は人から学べるものではありませんので、自ら学ぶ能力が必要、ということなのですね。

遅咲きの天才の例は、第6章の感想でも触れています。

天才の視点=子供の視点

大人の知識を持ったうえで子供のように世界を認識する、そんな天才像を描くのが第4章です。

まず、比較的若い時代に本書の天才の定義として重要な「創造力」を使ったのが、フランケンシュタインの著者メアリー(執筆当時18歳)や、ハリーポッターの著者(当時24歳)でしょう。

一方で、あえて子供の見方を意識したのがピカソやアインシュタインですね。

このことを考えると「分別のある大人になる」ということは天才から遠ざかる行為なのでしょう。

あなたはどちらがいいですか?

子供っぽいと笑われながらも、天才であろうと頑張る人生と、

分別のある大人として尊敬されながらも、大勢の中の1人であり続ける人生では。

天才は好奇心の塊

第5章では、天才は学び続けている、という点に着目しています。

学ぶ方法には2つあります。経験から学ぶ方法と、歴史を学ぶ方法。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、この観点から行くとモナリザで有名なレオナルド・ダヴィンチは愚者だったようです。

彼は非嫡出子として生まれたため、まともな教育を受けさせてもらえなかったそうです。

そのため、実際に自分で調べたもの、観察したものを書き続け、それが色々な発見に繋がったのですね。

もちろん、本を読み学んだ天才の方も多いですよ。例えばテスラCEOのイーロン・マスク氏は幼い頃から本の虫だったと書かれています。

共通するのは「好奇心」ですね。自分が気になったものを理解したいので、自ら調べるか本から調べるか、の違いでしょう。

ただし、この好奇心が強すぎると死んでしまう危険性もあり、注意が必要です。

例えばアメリカ合衆国の政治家として、そして物理学者や気象学者としても有名なベンジャミン・フランクリンが行った実験の中には、再現しようとした人が感電死をしたものもあります。

好奇心を満足させるためには学び続けることが必須です。

そして学び続けることは多くの天才がしていることです。

ですから、少しでも天才に近づくためにはあなたの好奇心は大いに肯定されるべきでしょう。

ぜひ気になったことをやってみてくださいね。

ただし、好奇心に夢中になって大きな危険に気づかない場合もありますから、そこは注意してください。

危険な情熱の保持者

第6章では、天才と呼ばれる人たちが物事に情熱を傾ける様子を見ていきましょう。

ただし、天才たちもはじめから自分の向いていることがわかっていたわけではありません。

第3章の感想にも書いた通り、多くの天才は遅咲き、大器晩成型です。

この章でも、画家として有名なファン・ゴッホは29歳から、ポール・ゴーギャンは34歳から絵に情熱を傾けるようになりました。

グランマ・モーゼスにいたっては、76歳から本格的に絵画を始めて成功しています。

そして、何か自分が夢中になることを見つけられたら、歯止めがききません。

例えば、エジソンは平均1日18時間デスクで寝食を忘れて作業していたようですし、若草物語を書いたオルコットも寝食を忘れて書き続けたそうです。

キュリー夫人が行ったラジウムの分離も非常に厳しい作業でしたが、彼女はその作業をしていた10年間を「幸せだった」と言っています。

ここで彼女は、「有毒ガス」を経験し、サンプルに触れてラジウムで手と指に火傷を負い、そのあと痛みを経験した。「自分の背丈ほどもある鉄の棒で、溶けて沸とうしているドロドロの鉱石[瀝青ウラン鉱]を、日中ずっとかき回し続けることもしょっちゅうだった」と彼女は話している。(中略)のちに彼女は語っている。「私たちの人生で、最高に素晴らしくて幸せな時代を過ごしたのが、このみすぼらしい古小屋でした。すべての日を仕事に捧げてね」と。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.218
Curie, “Autobiographical Notes,” 92.

天才の物事への取り組み方は病的な部分もあるようですね。

あなたが何かこれほどまでに打ち込めるものが見つかれば、天才となる日も遠くないのかもしれません。

天才と狂気

第7章では天才と狂人の差について考えています。結論から言えば、この境目ははっきりしていません。

実際、精神疾患の有病率は明らかに高くなるそうです。その点だけに着目した本もありますね。

科学者は精神疾患の有病率が最も低く(一般より17.8パーセント高いだけ)、その比率は作曲家、政治家、アーティストと徐々に上昇して、作家(46パーセント)と詩人(80パーセント)で有病率が最も高くなっているという。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.240
François Martin Mai, ”Illness and Creativity,” in Mai, Diagnosing Genius: The Life and Death of Beethoven (Montreal: McGill-Queens University Press, 2007), 187 および Andrew Robinson, Sudden Genius?: The Gradual Path to Creative Breakthroughs (Oxford, UK: Oxford University Press, 2010), 58-61. および Jamison, Thouched with Fire, 58-75.

その一方で、著者が行った研究によると、寿命は10年ほど長いようですよ。

多くの天才が一般の平均よりおそらく10年ほど長生きしているようだ。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.272

この理由として著者は「楽観主義であるから」と述べています。

たしかに「できる」と思わなければ、こんな苦しいことをやり遂げられないでしょう。

そういう観点からは楽観主義者と言えるのかもしれません。

ですが、他にも「夜と霧」で書かれているように、それが自分の使命だからと感じたから長生きしているのかもしれません。

どういった理由にしろ「精神疾患」と言われて生きやすいことはないでしょう。

あなたは「精神疾患」になってでも天才になりたいと思いますか?

天才=トラブルメーカー

第8章でも、天才の困った性質について深堀します。

本書の天才の定義で触れたように、天才は「世界を変える」人です。

つまり、今まで当たり前だったことを「おかしい」と言い出す人です。

例えば、日本で日本円で買い物をしているときに「これはおかしい、ビットコインで買い物ができるようにするべきだ」という人でしょうか。

このような人は面倒な人として敬遠されますよね。ですが、天才はこんな面倒な人たちなのです。

「真の天才が世に現れるとき、この徴候でその人物がわかることがある。つまり、劣等な者たちが皆、手を組んでその人物に背を向ける現象だ」と、作家のジョナサン・スウィフトは1728年に述べている。

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.278
Jonathan Swift, Essay on the Fates of Clergymen, Forbes Quotes, http://www.forbes.com/quotes/5566/

つまり、天才は出てきた当時は人から非難され、理解してもらえないのですね。

認められない状況は長く続くこともあります。例えばゴッホは、今でこそ有名ですが、当時は酷評されていました。

これはマックス・プランクが言ったとされる「科学は葬式のたびに進歩する」という言葉からも頷けそうですね。

この言葉は、新しい科学の知識はそれに慣れた人が育ち、慣れない人が死んでいくことで定着していく、ということを意味しています。

ですからあなたが素晴らしいことをしても「天才」として認められるのはあなたが亡くなったあと、という可能性もあるでしょう。

「天才」となりたいのであれば、この逆境に勝てる精神力を持った人物でないといけないのですね。

既存の知識の組み合わせが大発見に!

第9章は、個人的には第5章と近しいものがあると思います。

天才は一つのことを深く学んでいるのではなく、幅広く学んでいるのですね。

例えば作曲家として有名なモーツアルトは数学者でもありました。このためか、モーツアルトの曲には「完璧な比率がある」とも言われているそうです。

好奇心が多い人はきっと幅広く学ぶでしょう。しかし、それは専門家としては敬遠される行動かもしれません。

そんな時は以下の言葉を相手に伝えてみてはどうでしょうか?

カリフォルニア大学バークレー校の心理学者ドナルド・マッキノン氏の言葉です。

「最もクリエイティブな科学的業績のなかには、ある分野で学んで、そこから別の分野に行った人によって達成されたものがある」

クレイグ・ライト.イェール大学人気講義 天才 ~その「隠れた習慣」を解き明かす Kindle版.すばる舎, 2022,p.331
Donald W. MacKinnon, “Creativity: A Multi-faceted Phenomenon,” paper presented at Gustavus Adolphus College, 1970.

エジソンであっても、自分の考えに固執して失敗していることもあります。

天才に憧れるのであれば、様々な知識を学んでいることが重要となりそうですね。

常識と真逆の発送

多くの人と同じ発想をしていては「天才」とは言えません。

それを体系的に教えてくれるのがこの10章でしょう。

この考え方には比較的簡単なものもあります。それは「ゴールから考える」ということです。

最終的な理想をゴールとし、それを達成するためにはどうするか、と考えていくのですね。

これはビジネスでよく言われることでしょう。

他にも、物語においても、結末を最初に見せて、徐々にさかのぼっていく、という手法を使うものもあるでしょう。

「天才」と呼ばれる高みまで鍛え上げるのは難しいかもしれませんが、これは比較的得やすいスキルだと思います。

運も実力のうち

「天才」となるためには運も重要な要素の一つです。11章ではその運について考えています。

ここで紹介されている運には、大きく以下の3つに分けられると考えました。

・行動によりつかみ取る運(例として、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏のエピソード)

・他者と違う視点が呼び込む運(例として、ペニシリンを発見したアレクサンダー・フレミング氏のエピソード)

・完全なる偶然(例として、モナ・リザで有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ氏のエピソード)

はじめの2つは、努力でカバーできる可能性もあるでしょう。

しかし、モナ・リザが有名になったのは盗難されたからであり、その盗難事件は狙って起こせるものではないでしょう。

完全なる偶然の運はいつやってくるかわかりません。死後にやってくる可能性もあります。

ですから生きている間に「天才」と認められなくても、あなたが「天才」である可能性は否定されませんね。

人格に難ありの天才たち

12章では天才の人格についてみていきます。天才には人格的に問題がある人が多かったそうです。

これは第8章と近しいところがあるのではないでしょうか?

もちろん、全員が人格に問題があるわけではありません。

レオナルド・ダ・ヴィンチ氏やキュリー夫人は人間としても立派な方々だったようです。

しかし、Appleで有名なスティーブ・ジョブズ氏や物理学者のニュートン、画家のピカソなどは他者への攻撃的な発言や暴力行動も際立っています。

もしあなたが「天才だ」と思う人と一緒に仕事をしようとしているならば、注意してください。

彼らは人間性に難があることが少なくありません。

加えて多くの人は天才に対しては優れた部分を記憶し、ダメな部分を忘れる傾向にありますので、あなたの苦しみは理解してもらえないこともあるでしょう。

そしてもしあなたが天才を目指すのであれば、人間性に問題がある部分まで真似てしまわないように気を付けてください。

天才がひらめくとき

第13章では、天才がひらめいたときの状況について調べています。

一般的ではありますが、やはり「寝ているとき」や「ボーっとしているとき(寝起き)」、軽い運動をしているときが多いようですね。

他にも乗り物に乗っているときも考えるのにいい時間のようです。ハリーポッターは列車の中で生まれたそうですよ。

加えて、ぼんやりと考えていたことが形になるには数年単位で時間がかかることがあります。

「天才」級のひらめきが欲しい場合は、ゆったりと過ごす時間も非常に重要となるのですね。

そして、一朝一夕に考えはまとまりませんから、じっくり熟成させてくださいね。

異常な集中力

さて、最後の第14章は天才たちの集中力について調べています。これは第6章と通じるところがあるように感じますね。

第13章ではひらめきを得るときに着目しましたが、ひらめきを得たら異常なまでの集中力で物事に没頭します。

もしあなたが外からの刺激で集中できない場合は、集中できる環境を見つけることが先決かもしれませんね。

結局天才とは…

本書で学んだことをまとめると、多くの天才に共通する特徴は以下のようなものでしょう。

・もとから勉強ができるわけではないが、学び続けている

・多くの人とは違う視点を持っている

・ルールを破り、他者を攻撃するなど、人間性には問題がある場合が多い

・男性であり、運に恵まれている

上の2つ、学び続けるということと、視点を広くもとうとすることは私たちにもできそうですね。

その2つだけでもスキルとして身に着けていれば、本書で言われる「天才」にはなれないかもしれませんが、

周囲の人から「天才だ!」「頭がいい!」と一目置かれる存在にはなれると思いませんか?

まとめ

今回は「天才」の特徴を大学の講義としている方の本を紹介しました。

天才は人間性には問題があり、既存のルールに縛られない存在という点で、身近にいると付き合いづらい人かもしれません。

天才となりたい人は孤独になる可能性があることを、天才のそばにいたい人は傷つけられる可能性があることを十分に理解しておく必要がありますね。

おまけ:こちらもオススメ

「天才と発達障害」

本書でも、天才は精神疾患の有病率が高い、と言われていました。

そこの部分に着目した書籍がこちらですね。

日本人が書いているので、私たちに身近な人も出てきますから、本書よりも天才を身近に感じるかもしれません。

「ミッション」があれば長生きできる

本書はアウシュヴィッツ収容所から生還したユダヤ人精神分析学者が、アウシュヴィッツでの生死を分けたものについて考察しています。

世界的なロングセラー作品ですので、ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?

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