「生きづらい世の中だ」と思ったことはありませんか?
もちろん、その側面もあるとは思いますが、認識の仕方を変えれば緩和されるかもしれません。
今回は、あなたが無意識下で、世界をどう見ているかを教えてくれる本を紹介します。
あなたの認識次第で、あなたの世界は変わっていきますよ。
どんな本?
中学2年生の頃から「自分とは何か?」を考え、研究し続ける、1950年生まれの著者(心理学者)が書いた本です。
2015年にダイヤモンド社より出版されました。
思い込みの悪い面といい面に着目し、適切なバランスのとり方を考えさせてくれます。
こんな あなた にオススメ
・他人が羨ましい、自分でない自分になりたいと思う人
・脳の認識の仕方を理解し、客観的に自分を見れるようになりたい人
この本を読んで思ったこと
「お金がある=幸せ」も思い込み
老後2000万円問題が数年前に取り上げられたり、投資ブームであったりなどで、最近はお金について考え、悩む人も多いのではないでしょうか?
そんなとき「もっとお金があれば、幸せになれるのに」と考えることはありませんか?
それは本当に真実でしょうか?
あなたの周りの幸せそうな人は、全員あなたよりお金持ちですか?
あなたよりお金がない人は、皆不幸な生活をしていますか?
こう考えて、1人でも違う人が見つかれば、その前提は「思い込み」でしょう。
その見つけた人のようになるにはどうしたらいいか、
不幸を嘆くのではなく、そう前向きに生きる方が幸せそうだな、と私は思います。
思い込みの原因
人が思い込みを作る原因は、楽に生きるため、でしょう。
「当たり前」「常識」がなければ、何を信じていいかわかりません。
毎日「服は着るべきなのだろうか?」というところから悩むかもしれませんね。
ですから思い込みは重要ですが、その一方で親や周囲の人の価値観を反映しただけのものであることも忘れてはいけません。
例えば「雪が降った日」の過ごし方においても、雪国とそれ以外では違うでしょう。
雪国で冬を過ごし、沖縄で冬を過ごしたら、違いに驚くかもしれませんね。
思い込みに囚われないために、多くの経験をしてみることがいいと思いました。
思い込みで人生バラ色に変える方法
ネガティブな思い込みは、あなたの人生を苦しめる原因になるかもしれません。
でも逆に、ポジティブな思い込みはあなたの人生をバラ色にするでしょう。
例えば、有名な思い込みに「プラシーボ効果」がありますよね。
とはいえ「思い込み」を意識的に作りだすのは難しいですよね。
その時は、まずは外見や行動を変えてみましょう。
本書にこのような言葉がありました。
ビシッと決まったタキシードを着て家の中でダラダラすることは難しい。
鈴木敏昭.人生の99%は思い込み.ダイヤモンド社.2015,p.265
このように、服装一つで気持ちは変わります。
変えやすいところから変えて、思い込みを変えて、人生の方向を変えていきましょう!
まとめ
今回は、無意識の思い込みが与える影響について書かれた本を紹介しました。
アドラー心理学と繋がる部分もありますね。
他人を変えたり、国を変えたり、世界を変えることは大変です。
ですがあなたが見ている世界を変えることは難しくありません。
無意識を活用して、良い人生を歩んでいきましょう!
こちらもオススメ
人生を変えるためのベストセラー本「嫌われる勇気」
実際に心がけながら生きてみると、楽に生きられるようになったので、ご紹介です。
お金がなくても幸せに生きている人の話
著者は高齢の女性ですが、お金を使わないほうが心豊かな生活を送れた、と言っています。
「お金=幸せ」と考えている人にとっては、視野を広げられる本になると思いますので、ぜひ読んでみてください。
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