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英語を話したり、書いたりできるか心配なんだけど…
その能力はTOEIC S&Wで測定することができるよ
一般的にTOEICと言えばTOEIC L&R、すなわちリスニングとリーディングの技能を測定するものでしょう。
しかしTOEICにはスピーキングとライティングの技能を測定するTOEIC S&Wというものもあります。
2023年8月6日にTOEIC S&Wを受けてきたので、どんな感じだったかをご紹介しますね。
TOEIC L&Rと違うところ
受験票がない
TOEIC S&Wでは、受験票が発送されてきません。申し込みが終わったら、詳細等はメールで送付されてきます。
私の場合は申し込み完了時と3日前に送付されてきました。
もちろん、当日の持ち物にも受験票はありません。当日は身分証明書とマスクだけで十分でしたよ。
身分証明書は携帯している人が多いでしょうし、マスクは忘れても買えますから、忘れ物の心配が減りました。
写真は会場で撮影
TOEIC L&Rでは事前じ証明写真を撮り、受験票に貼って持っていきますね。
しかしTOEIC S&Wでは受験票がありません。もちろん写真も貼りません。
当日試験会場で一人ひとり写真撮影がありましたよ。
夏の炎天下の中を歩いた後の顔で写真を撮られる、というのは抵抗がありませんか?
その場合、夏以外の汗をそんなにかかない時期がいいかもしれませんね。
試験にPCを使用
試験にはPCを使用します。TOEIC L&Rと違って、メモも指示に従えばOKです。
会場で配布されたボールペンを使って、配られたメモ用紙に書き込めます。
メモ用紙は、注意事項等を読み、署名した紙の裏側になります。
私は試験後半になってから気づきました。もっと早くに気づきたかったですね…。
試験開始・終了はバラバラ
試験開始は、写真撮影後に試験監督から指定されたPCを操作して各自始めます。
私は真ん中あたりでしたから、試験開始時には他の受験者のスピーキングの声も聞こえていました。
そして、私がライティングに入ったころでも、後から始められた方はスピーキングをされていました。
みんながスピーキングをしている間は誰の声も目立たないと感じられますが、
周囲がライティングに入ってしまうと、スピーキングをしている人の声が目立つのですよね…。
あまり他人に英語の発音を聞かれたくない方は、早めに試験会場に行った方がいいかもしれません。
まぐれはない
TOEIC L&Rはマークシート方式ですよね。ですから、よくわからなくても4分の1の確率で当たります。
しかしTOEIC S&Wは自分で発音して、自分で書くしかありません。
マークシートのような運の要素はほとんどないでしょう。
しかし、逆に時間はしっかりとられていて、時間切れで困った、というのはほとんどありませんでした。
思考力も重要
スピーキングもライティングも、自分の意見を求められる点がTOEIC L&Rと大きく違うと感じました。
あるテーマに対してどう考えているかを口頭で説明する、文章で書くというのは、日本語でも経験が少ないのではないでしょうか?
英語力だけでなく、自分の意見をしっかり持つことも重要なテストでした。
不安に思っていたこと
スピーキングの録音
スピーキングのテストは、マイクに向かって話しかけて、その録音結果で採点されます。
試験開始前にもマイクテストはありましたが、試験中最後まで正常に録音されているかは不安でした。
しかし、この心配は無用です。
試験の最後にすべてのスピーキングの録音音声を確かめる画面が表示され、好きなだけ音声を確認できましたよ。
自分の声を聴くのは気恥ずかしいですが、きちんと録音されていることが確認できて安心しました。
人数
人数は一部屋に収まる30人以下だったと思います。正確に数えたわけではありませんが。
そして同じ部屋にいますから、各々のスピーキング音声もしっかり聞こえるのですよね。
試験の進捗度合いが違うので、カンニングができるというほどではないと思いますが、友人の英語が上手いか下手か、くらいはわかってしまうかもしれません。
私は英語の発音に自信がないので、友達と一緒には受けたくないと思いましたね。
結果
結果は2週間とちょっと後に来ました。
今回の私の点数はこんな感じです。
国際的に活躍するビジネスマンは、スピーキングは160点以上、ライティングは150点以上らしいので…
私はスピーキングに力を入れたほうがいいようですね。
まとめ
今回はTOEIC S&Wを受けてみて感じたことをメインにまとめてみました。
事前に準備するものがなかったり、持ち物が少なかったり、受験者数が少なかったりと、TOEIC L&Rよりも気軽に受けられるテストだと感じました。
日本に住んでいると、スピーキングやライティングを実践で使うことも少ないでしょうし、いい練習になりますね。
日本企業でどの程度評価されるかが不明なため、受験回数は少なくていいと思いますが、英語のレベルを知るために定期的に受験してみたいと思いました。
参考記事
TOEICで何点を取れば、国際的なビジネスマンと同等の能力を持つのか、という観点からまとめてみました。
TOEICの点数では海外で英語力が伝わらないと思いますから、ぜひこのCEFRでのレベル分けも知っておいてくださいね。
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