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仕事大好き人間、稲盛和夫さんの人生を良くする「考え方」を学ぼう

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マンドラゴラ
マンドラゴラ

なんか人生がパッとしないんだよね…

薫子
薫子

じゃあ、パッとしない幼少期から一角の人物となった稲盛和夫さんの考え方を学んでみたら?

稲盛和夫さんは、京セラを創業し、KDDIの前身となる会社をつくり、経営不振となった日本航空(JAL)を再建した方です。

これだけ聞くと、非常にすごい経歴の持ち主ですよね。

しかし、順風満帆な人生、というわけではありません。

結核で死にかけ、旧制中学受験(現代の高校受験のようなもの)には2度失敗し、大学受験も失敗。

新卒での就職先も、仕方なしに希望していない給料が遅れるような赤字会社でした。

ここまでの経歴を聞くと「ダメダメな人生」だと思いませんか?

ここから人生を逆転させた考え方が本書には載っています。

今の人生に不満がある場合は、本書で考え方を学んでみるのがいいかもしれませんね。

あなたの人生で、今が一番若い時ですから!

概要

本書は稲盛和夫さんが大切にしていた考え方を教えてくれる本です。

2017年に大和書房さんから刊行されました。

稲盛和夫さんは、一言で言い合わせば「仕事大好き人間」です。冒頭が次の言葉で始まっていましたしね。

私はこれまで仕事に追われ、仕事を追いかける人生でした。しかし、そんな人生を振り返ってみると、「私ほど幸せな人間はいない」としみじみ思います。

稲盛和夫, 考え方, 大和書房, 2017, 12

ですが仕事に限らず、何かに注力して生きたい、と考える人にとっては学ぶことがある本でしょう。

仕事を軸に書かれていますが、仕事大好き人間でない場合は、あなたの大切な価値観に言い換えて読んでみてくださいね。

本書を読んで考えたこと

失敗も山ほどある

稲盛和夫さんの成功した面だけを見たら、こんな人物になれっこない、と感じるでしょう。

しかし、冒頭でも紹介したように、生まれつきすごい方ではありません。

家も裕福ではありませんし、1932年生まれで、終戦の年に13歳です。

戦争の空襲で家は焼け、受験に失敗し、就職期は氷河期など、運がいいとは思えません。

しかし、この戦争で何もない時代を生き延びるために、明るい夢を描くことの重要性に気づきました。

どれだけ失敗しても、苦しんでも、明るい夢をもって人生に希望をもって生きていたんですね。

失敗をすること、苦しいことも、乗り越えられれば自信になります。

すぐには無理かもしれませんが、ぜひ明るい夢を描き、未来を妄想しながら行動してみてくださいね。

好かれるか、嫌われるか

稲盛和夫さんも、万人に好かれたわけではありません。

新卒で入社した会社では、正義感にあふれる言葉を主張し続けたために、夜討ちにあったこともあります。

しかし、このような状況にあっても信念を曲げない稲盛和夫さんに賛同してくれた人が、後の京セラ創業メンバーになります。

多くの人に疎まれ、暴力被害にもあったら、心が折れそうですよね。

しかし、見てくれている人はいます!

あなたが誰かを思ってした行動には、絶対に味方がいます!

声が大きい人、目立つ人に負けずに、あなたの信念に従って進んでみてくださいね。

とはいえ、辛い時には休むことも忘れずに。それができる程度には平和な世の中ですから。

家族との関係

京セラを創業し、KDDIの前身となる会社も軌道に乗せる、それだけ仕事に邁進していたら、家族関係が心配になりますよね。

しかし、本人曰く、家庭が壊れそうになる経験は一度もないそうです。

おそらく稲盛和夫さんの心がけのたまものでしょう。

私は家に帰るのが夜遅くなっても、家内に「今日はこんなことがあった、あんなことがあった」と話をしていました。仕事をせずに家を守っているだけでは、夫が何をやっているかわからず、張り合いもないだろう。会社に行っていなくても、夫と一緒に仕事をしているという一体感、連帯感のようなものがあれば、不満も出ないだろう。

稲盛和夫, 考え方, 大和書房, 2017, 223

この文章から、稲盛和夫さんは奥さんをビジネスパートナーとして頼りにしていたのでしょう。

家を守って当たり前、ではなく、家を守るということで一緒に仕事をしている、のですね。

仕事が忙しくても、こういう心配りをしてもらえたら応援したくなると思いました。

人との繋がり

稲盛和夫さんの転機となった出来事には、必ず外部の人が関わっているようです。

「明るい夢を描くこと」は高校の国語の先生が教えてくれたことでした。

真面目に働くことがいい結果を招いてくれる、ということは “おじ” の生き様から学びました。

京セラを創業したときの資本金は、稲盛和夫さんの生き方に惚れた方が出してくれました。

人のためにと思って行った事業が悪徳だとたたかれた時には、円福寺の西片老師(僧)の教えで心が救われました。

あなたが苦しいときに、生き方の指針となってくれる人を見つけておくのはいいことかもしれません。

また、あなたが誰かのためを思って行動してきたのなら、あなたが辛い時に手を差し伸べてくれる人はいるでしょう。

一人で悩まずに、辛い時は周囲に助けを求めてみてくださいね。きっとどこかに、助けてくれる人がいますよ。

まとめ

結果だけ見れば、稲盛和夫さんは非常に素晴らしい人生の人でしょう。

しかし、その過程を見ると、やはり多くの人と同じように苦しみ、悩んでいます。

そんな苦しい時にどう考えて行動するか、それを教えてくれるのが本書でした。

人生の袋小路に迷い込み、苦しんでいるときはぜひ一読してみてくださいね。

ただし、疲れすぎているときは、まずは自分に優しく、休んでくださいね!

こちらもオススメの記事

成功する人の特徴

稲盛和夫さんもですが、やはり「人の事を思って行動する人」は成功しやすいそうです。

しかし、場合によっては搾取されて苦しんでしまう人生になることもあります。

その差を教えてくれるのが、こちらの記事で紹介した本です。

成功者は大器晩成型が多い

「天才」と言われるような人たちは、大器晩成型が多いですね。

稲盛和夫さんも、大学卒業までは立派な経歴とは言えないでしょう。

しかし、そういった方々が多数成功しているのも事実です。

「天才」と呼ばれる人たちの特徴を、この記事で紹介している本から学んでみてください。

大学のレベルは関係ない

多くの人は「いい大学に行き、いい会社に入る」ことが人生の成功だと考えていませんか?

しかし、稲盛和夫さんはそこに関しては失敗していますが、人生では成功しているでしょう。

逆に、東大といういい大学に入っても、人生で失敗したと感じる人、苦しんでいる人は多数います。

どういう人生が成功なのか、ぜひこの記事も読んで考えてみてくださいね。

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