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タイトルに騙されたけど後悔はない!「ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律」を読んだ感想

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マンドラゴラ
マンドラゴラ

この本を1冊読めば、自己啓発本100冊分の価値があるのかな?

薫子
薫子

そういうわけではないんだよね~

この本のタイトルを見た方は「ビジネス書」をまじめに読んで勉強したり、自己啓発本に魅かれる人ではないでしょう?

これ1冊でビジネス書100冊分のエッセンスを凝縮された本だとしたら、とてもお買い得ですよね。

しかし、実際はビジネス書としては役に立ちません!!

ですが、普段自己啓発本を読む人であれば、スピンオフ作品のように楽しめると思いますよ!

概要

2022年に徳間書店さんから出版された本です。電子書籍では横書きスタイルでした。

著者は慶応義塾大学理工学部を卒業後、就職をせずに「インターネットでふざける」ことを職業として独立されているようです。

高学歴を持っていても、活かし方は人それぞれですね。

本書は「現代アート」の作品ということで、タイトルや紹介文から想定されるような内容を期待してはいけません。

でも、ビジネス書としての期待を捨てたら面白く読めました。

この本を読んで思ったこと

タイトルに騙された

はじめ読み始めたときの感想は「はっ?(怒)」でした。

ビジネス書だと思い、新しい学びがあると思って読み始めたのに、実際はビジネス書をネタにして馬鹿にするような本でしたから。

ビジネス書の中に書かれている極論や、執筆者のとがった体験を具体例として挙げていじっていますから。

例えば「会議には出ない」という章の結論ではこんな一文があります。

・現場に出れば、井上晴美を坊主頭にして文庫本で乳首を隠すアイデアが浮かぶ

堀元見,ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律,徳間書店,2022,45

これ、本当に幻冬舎の社長である見城徹さんが書かれた「たった一人の熱狂」の63ページに書かれているらしいです。

「会議には出ずに現場に出れば、いいアイデアが浮かぶ」という流れでこれを引用してくるあたり、

まじめにビジネス書のエッセンスをまとめようという気はありませんよね(笑)

ツッコミがキレキレ

著者のツッコミのキレはすごいな、と思います。

ビジネス書に書かれているトピックで、矛盾しているところを両方上げて、著者の考えでまとめる。

そして最後の結論にはすべてを詰め込み、ツッコミ必至の文章を作り上げます。

例えば、教え8の「会議で取るべき行動」の結論はこうなっていました。

・会議に出るときは、最前列に座ってスマホをいじりながらタブーをドンドン発言し、祈りを捧げて会議室を神社化する

堀元見,ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律,徳間書店,2022,49

何がすごいって、これすべてベストセラーとなったビジネス書をまとめた結果なんですよね。

ビジネス書を読んでも意味がない、という人の意見もわかる気がします(笑)

評価は高い

本書の中で著者は「評価は星1かな」というような発言をされていますが、実際はAmazonで星4.2の高評価(2023/09/04時点)です。

評価高いですね。

ビジネス書のエッセンスをまとめた本だ、と期待して読み始めたら、ぶん投げたくなりますが…

だんだん癖になるのか、ついつい読み進めて、最後には笑ってしまっていました。

口コミをみても、笑えた、ということで高評価なようですね。

ビジネス書に疲れてきたら、この本で一笑いしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は私がタイトルに騙されたビジネス書を紹介しました。

ビジネス書としては学べることはありませんでしたが、笑えていい気分転換になりました。

真面目に頑張って疲れてしまったときは、この本を読んで笑ってくださいね。

おまけ(ブログ中に出た本)

「たった一人の熱狂」

とんでもないアイデアが書かれているらしい本の一つです。

2023年9月4日現在、Kindle Unlimitedでも公開されているようです。

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