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情報強者はこうして学ぶ「僕らが毎日やっている最強の読み方」を読んで

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昔に比べて日々多くの情報を得ることができるようになりましたね。

あなたの情報源はなんでしょうか?SNS?ブログ?新聞?書籍?人の言葉?

色々な情報源から情報を集めることは重要ですが、気を付けないと間違った情報を信じてしまうかもしれません。

今回は、ジャーナリストとして有名な池上彰さんと、

元外務省の分析官で現在作家の佐藤優さんが、

どのように日々情報を集めているかを教えてくれる本を紹介します。

どんな本?

本書は2016年に東洋経済新報社から出版された、そう、コロナ前の本です。

本文は1950年生まれの池上彰さん、1960年生まれの佐藤優さんの対談形式となっています。

お二人が、当時どのように情報を集めているのか、

具体的には新聞の読み方、ネットニュースとの付き合い方、サブスクリプションの使い方から、情報整理の方法までしっかりと書かれていますよ。

お二人が参考にしている新聞やネットサイト、雑誌等の一覧、重要な70の格言をまとめたページなどもあり、

重要な部分だけ拾い読みしたり、復習がしやすいレイアウトとなっています。

特別付録の「人から情報を得る」部分に関しては、コロナで状況が大きく変わってしまったため、

そのまま使うことが難しく感じましたが、その他の部分は今でも納得の方法でした。

全体的にはとても勉強になる本でした。

この本から特に学んだ事

情報収集の方法は人それぞれ

池上さん、佐藤さん、ともにたくさんの情報を頭の中で整理されています。

ですが、お二人とも目を通す新聞や書籍は、大きく違う部分があります。

特に佐藤さんは、日ロ外交を行う外交官だったため(詳しくは「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 新潮文庫) [ 佐藤 優 ]」をお読みください)

ロシア関係の書籍や新聞に多く目を通されていました。

また本書のp.70にはお二人の平均的な1日の過ごし方が書かれていますが、ここも異なります。

例えば、佐藤さんは早朝に新聞から情報を得ますが、池上さんはざっと見るだけで、寝る前にきちんと読み直します。

具体的な情報収集の方法が書かれているので、あなたもも真似できそう、と思うかもしれません。

ただ、お二人とも睡眠時間が5時間以下なんですよね。

一般的には6時間以下の睡眠では作業効率が落ちると言われていますから、特殊な方々なのかもしれません。

この二人の能力はすごく、比べると悲しくなるかもしれません。

しかし、お二人とももう60年以上生きられている人生の先輩です。

加えて、情報を収集して整理・発信することをお仕事とされています。

そう考えたら、比べたり、真似しようとする方が無謀なのかもしれません。

あなたにはあなたの情報収集方法があると思いますから、注意点は本書で学び、

あなたに合った方法で情報収集を行い、昨日よりもできるあなたになれたら十分だと思いませんか?

海外にも目を向ける

日本で生きているあなたとしては、やはり日本のニュースが気になりますよね。

そういう方が多く、視聴率等の関係で海外ニュースはあまり報道されないそうです。

ですが、コロナでリモートワークも増え、距離に関わらず働ける環境となってきましたよね。

そう考えれば、数年後、数十年後には、同僚は海外の人となるかもしれませんし、転職活動で探す企業は海外の企業になるかもしれません。

今のうちから、海外に目を向けて情報を集めるほうがいいのかもしれません。

本書では、お二人が使っている「信頼できる海外の情報が日本語得られるサイト」や、

簡単な英語で海外の情報が得られる媒体などが紹介されています。

海外の情報と考えれば、SNSもいいのかもしれませんが、玉石混交ですからね。

まずはお二人が紹介するサイト(25くらいあります)を調べてみるのがいいのではないでしょうか。

まずは高校までの内容で基礎固め

中学時代や高校時代、この勉強が何に役に立つんだと、てきとうに学んでいませんか?

もしかしたら、今インプットに時間がかかるのはそのせいかもしれません。池上さんも次のように言っています。

しっかりした土台の上に積み重ねてこそ「情報」は「知識」となり、それを繰り返すことで「使える知識」「教養」になる。

(本書、p.265)

あなたは、中学時代、高校時代に土台をきちんと積み重ねましたか?

もし土台がしっかりとしていないと感じたのであれば、回り道に感じるかもしれませんが、

高校受験、大学受験の知識をしっかり学ぶと、今後の成長が早くなると思いますよ。

本書では教科書や「スタディサプリ」というアプリがオススメされています。

多少お金を使った方が真剣に学ぶと思いますので、いい自己投資になりそうですね。

本書では言及されていませんが、もし無料で学びたいのであれば「ただよび」もいいかもしれません。

今後の成長を促進させるために、まずは土台固めをしましょう。

しっかりと伸びるようになりますよ。

実践したいこと

いくら読書をしても、行動しなければ何も変わりませんよね。

逆に言えば、行動をすれば何かが変わります!

1つでもいいので、新しく取り入れてみたい行動を考えてみませんか?

私は次の2つにしようと思います。

新聞を2紙読む

新聞にも保守系とリベラル系があるそうです。

私は今後「日本経済新聞」と「朝日新聞」を読みたいと思いました。

2016年当時の安倍政権に対して、日経新聞は好意的に、朝日新聞は対立的に書いていたそうです。

知らず知らずのうちに偏った情報の取り方をしてしまうと怖いですから、色々な立場の新聞を読みたいと思いました。

ただし、時間は1紙5分~10分を考えています。

お二人は10紙ほどの新聞を1時間~2時間程度でチェックされているようですしね。

これくらいの時間であれば、あなたもできそうだと思いませんか?

海外小説、ドラマもチェック

海外の雰囲気や価値観を学ぶには、小説やドラマも有効でしょう。

もちろん玉石混交だとは思いますが、生きた言語を学べたり、時代背景を学べたりします。

佐藤さんは、欧米で大ヒットしても、日本では大ヒットしなかった「インフェルノ 上 [ ダン・ブラウン ]」について、次のように述べています。

日本人の多くは『インフェルノ』のモチーフとなっているダンテの『神曲』に馴染みがないからだということに気づきました。

(本書、p.220-221)

日本でいう桃太郎などの立ち位置なのでしょうか?

でも、このように海外では当たり前のことに関して、知識が足りていないと気づけるいい機会になりそうですね。

他にも史実をもとにした映画・ドラマから、その国の歴史や文化を学ぶきっかけにもなりそうですね。

いきなり海外のニュースを調べる、ですと途中で挫折しそうなので、私はここから始めようかな、と思いました。

まとめ

本書は、知識人として知られる池上さん、佐藤さんがどのように情報収集を行っているかを、細かく教えてくれる本でした。

情報を得るだけでなく、その情報の判断する土台となる知識も重要なんですね。

基礎固めには時間がかかるかもしれませんが、今が一番若いときです。

今から始めるのが、一番時間があるでしょう。

間違った情報に踊らされるのではなく、正しい情報を得て、自分の頭で考えていきたいですね。

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