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最近はChat-GPIなどのAIが出てきて、自分の頭で考えることが今まで以上に重要となってきましたね。
しかし「考え方」なんて学校で習いましたか?
「一生懸命考えているのに評価されない」と嘆く前に、評価される考え方の方法を学びましょう!
考え方には明確なコツがあります。
今回は10万部を超えるベストセラーを50冊以上出した編集者さんの書く、考え方の本を紹介します。
どんな本?
2020年にかんき出版から出版された本です。
著者は10万部を超えるベストセラーを50冊以上世に送り出した編集者で、
現在はコンサルやセミナー講師もなさっていますよ。
この本から特に学んだこと3選
本1冊の知識、すべて覚えるのは大変ですよね。ですからまずは学んだこと3つを紹介しますね。
「考える」には「広げる」と「深める」がある
まず気を付けなければいけないのは「考える」と「思う」は別物です。
「思う」は頭に浮かんでくる、感じること。
(本書、p.37)
「考える」は目的のために意識的に思考すること。
ここから私は「考えたなら、何かアウトプットがあるべき」と学びました。
ただし、そのアウトプットは、人から「すごい」と言われるものである必要はないですよね。
考えた結果は、多くの人が考えずに「思う」こととは違うかもしれません。
ですから「考えた」結果は一時的にはおかしいと思われるかもしれません。
しかし、正しく考えた結果であれば、実行したのち結果はついてきます。
失敗しても、考え方のどこが違っていたのか反省し、次に活かすことができます。
他人と違うことを恐れず「考えて」発言していけば、今よりいい現実が待っているでしょう!
考えを広げる6つのコツ
ちゃんと「考えろ」と言われても、自分の認識では「考えて」いますよね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まず「考えを広げる方法」として、本書には6つの方法が書かれています。
全てを紹介するとすごい量になってしまうので、私が最も気に入ったものを簡単に紹介します。
それは「脱2択」でした。
一般的には「AもしくはB」、どちらかを選ばないといけない状況が出てきますよね。
有名な言葉では「私と仕事、どっちが大切なの!?」でしょうか?(古いですかね?(笑))
でも、どっちかではなくてどちらも選びたいですよね。
そういうときに、どういう考え方をしたらいいのか、具体例を交えて教えてくれますよ。
ちなみに具体例は「寝たい&子供の面倒を見る」を両立させた男性のお話でした。
こんな方法があったのだな、と具体例だけでも勉強になりましたよ。
考えを深める6つのコツ
次に考えを深める6つの方法について教えてくれます。
先ほどと同様、すべてを紹介するのは大変なので、1つに絞りますね。
この6つの中でも、私が最も気に入ったものは「ポジティブ価値化」でした。
例えば、こういう見方です。
・仕事が速い→ 仕事が雑
(本書、p.155)
・仕事が遅い→ 仕事が丁寧
「自分は仕事が遅い」と自覚して、速くできるように努力するのはいいことでしょう。
でも、そう考えすぎると疲れてしまいませんか?
この考え方は、既存の製品を新しく売る方法にも応用できますし、ありのままの自分を肯定する考え方にもつながりそうですね。
新しい製品を開発しなくても売り上げが上がる
今の自分が好きになれる
そんな生活がいいと思ったら、本書でぜひ詳しく方法を学んでみてください。
まとめ
今回は、学校では教えてくれないけれど重要な「考える技術」を教えてくれる本を紹介しました。
本書のタイトルも覚えやすく、ちょっと気になりますよね。
このタイトルを「考えた」のも、本書で紹介されている計12個の方法からだそうです。
評価されない努力ではなく、評価される考え方を身につけるにはいい本ですよ。
本書は何度も読み返し、実践を通じて「考え方」を身につけるために、そばに置いておきたい本の1つでしょう。
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